京都から西国へと至る 西国街道

「西国街道」とは、京都(東寺口)から大山崎、高槻等、淀川右岸を通り、大坂を経ないで西国(下関、九州まで)へ至る江戸時代の重要な幹線道路のことで、京都から西宮までのルートは別名“山崎通”とも呼ばれていました。
幾多の人物が往来し、物資が流れ、情報や文化の伝播を担う動脈であった西国街道は、駆け抜けていった時代の軌跡とも云えるでしょう。
  • 2021年3月現在のデータをもとに作成しています。変更されている場合もありますので、おでかけの際にはあらかじめご確認ください。
本マップは、大阪府都市整備部、関係市町、関係団体からデータ、写真、その他必要な情報の提供・協力を受け作成しています。許可なく転載、複製はお断りいたします。

■西国街道は、神戸から西宮、北摂、乙訓地域を通って東寺口へとつづきます■

神戸市中央区~神戸市東灘区 9.7km
JR三ノ宮駅前にある西国街道案内看板からスタート。JRと阪急・阪神の各鉄道と並行するうように歩きます。古くからある社寺や遺跡を確かめながら歩くのも楽しいでしょう。また、この付近には地元の方々によって建てられた案内板や道標があり、街道歩きの目安となります。
神戸市中央区~神戸市東灘区

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神戸市東灘区~西宮市上大市 12.4km
神戸市から閑静な住宅街が続く芦屋市を通り、西宮市街地へ。商売繁盛の神を祀る十日戎て有名な西宮神社に参拝。西宮神社をあとにしばらく国道43号と並行に歩いたのち北へ。阪急門戸厄神駅を越えて北東方向へ歩を進めます。曲がる ポイントをマップてよく確かめながら歩いてください。
神戸市東灘区~西宮市上大市

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西宮市上大市~箕面市瀬川 12.1km
西宮市から伊丹市へ。この付近には、さまざまな歴史遺産が点在しています。案内板が設置されているところも多いので、そのいわれを知りながらあるいてみるのもおすすめです。歴史を知ると、同じ道でもまた違って見えてくるものです。池田市に入って、さらに北東方向に進みます。
西宮市上大市~箕面市瀬川

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箕面市瀬川~茨木市豊川 10.8km
箕面市から茨木市へ。国道171号に沿って進みます。道標が数多く建っているので、よい目印になります。街道からは離れますが古くからある霊山・箕面山は、ぜひ訪れてみたいところ。名刹・勝尾寺のほか滝や周遊路もあり、特に紅葉の頃には多くの観光客で賑わいます。小野原周辺は、街道の面影を残しています。
箕面市瀬川~茨木市豊川

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茨木市豊川~高槻市山手町 10.0km
街道一番の見どころの一つ、郡山宿本陣から太田茶臼山古墳(継体天皇陵)を過ぎて高槻市内入ります。芥川の一里塚を目印に散策を続けると、街道が狭く古い町並みの残る旧街道らしい道にでます。ここが参勤交代で栄えた芥川宿です。大名行列や旅人が行き交った往時の面影を感じることができます。
茨木市豊川~高槻市山手町

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高槻市山手町~長岡京市神足 9.5km
高槻市から島本町を通って大山崎町、長岡京市へ。大山崎町には、離宮八幡宮や妙喜庵などがあり、歴史散策にはぴったり。紀貫之、豊臣秀吉、明智光秀、千利休をはじめとした多くの歴史上の人物が行き交った地です。長岡京市には古代の都であった長岡京跡をはじめ、乙訓寺や勝龍寺城跡などがあります。
高槻市山手町~長岡京市神足

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長岡京市神足~京都市南区 8.6km
長岡京市から向日市を抜けて京都市内へ、。向日神社や、古代の都”長岡京”の中心地であった長岡宮跡を過ぎ、東向日駅を越えて進み、桂川にかかる久世橋を渡ります。橋のたもとの堤防からは、北に愛宕山、北山、比叡山の山並みが、東西に東山と西山の峰々が、南には平野と360度のパノラマが楽しめます。橋を渡るとゴールは目の前です。
長岡京市神足~京都市南区

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西国街道道標

西国街道道標

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